
2004年 My Best Game(2)
基本的に、絶対評価でソフトに点数を付けた。
「○○のパクリだ」とか、「○○に比べると…」というある意味お決まりな台詞を使ってその作品の評価を下げることは、あまりしたくなかったからだ。
それに、余所で他の作品に似ている云々の発言を見ると、少なくない割合でその人が挙げている作品もまた何かのパロディだったりしてて、僕もあまり迂闊なことは書けないなと思ったのが正直なところでもある(笑)。
また、評価するポイントとして、次の5つを考えてみた。
「オリジナリティ」「音楽」「グラフィックス」「快適さ」「満足度」。
これらの各項目に、それぞれ0〜5点を付けて、その合計に4を掛けた値を点数とした(100点満点にするため)。
一応、念のために、防御として書いておくが、それぞれの評価は非常に個人的で感情論がない交ぜになったものである。
余所とはだいぶ評価が違っているかもしれない。
むしろ、違うように努力したが(えー)。
順位は下から順に。軽くコメントを沿えて。
ていうか、ジャンルごちゃ混ぜのランキングって一体なんだ? と思わないでもなかったり(;´д`)
第16位 ロックマンX7
(オ2、音2、グ1、快1、満1、評価:28)
4月20日にも書いたが、とにかく酷い。
え、これPS2? と誰もが思うグラフィック。
テストプレイしたのかと本気で疑問に思える操作性。
アクションなのに、やたら長いロード画面が挟まれるのも苦痛だったさ。
第14位 電脳戦記バーチャロン マーズ
(オ2、音2、グ3、快1、満2、評価:40)
バーチャロンでアクションゲームをやらせようとした意欲作。
バーチャロイドの選択画面で、カーソルを動かすたびにロードされるのは、流石に辛い。
意味不明すぎるサブタイトルコールは、大いに楽しませてもらったが。
今作最強の敵はダメージ床。
第14位 D→A:BLACK
(オ0、音3、グ4、快2、満1、評価:40)
説明不足のシナリオ。
「Missing Blue」をやらないと解りにくい世界観。
逆に「Missing Blue」をやった人には失笑もので、救いようのないふざけた展開。
このジレンマ。僕には耐えられない。
第13位 KONOHANA:True Report
(オ2、音2、グ2、快3、満2、評価:44)
これぞ学園ミステリーラブコメディといった内容。良い意味で悪い意味で。
今時そんなトリックねえだろと思ったが、肩の力を抜いて遊ぶ分には価格分は十分楽しめると思う。
第11位 ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]
(オ3、音2、グ3、快2、満2、評価:48)
スタッフ総入れ替えの弊害が目に付く。
特に演出面でそれが著しい。
やたら「事象」という言葉を使いたがる登場人物たち、
ショベルのような手をしたローポリゴンのキャラが繰り広げるイベント、明らかに場面とそぐわない音楽…。
一番痛いのは、前作とかみ合わない意味不明なストーリーだ。
張られていた伏線は一体どうなったんだろう。
第11位 此花2 届かないレクイエム
(オ2、音2、グ3、快3、満2、評価:48)
プラットフォームをPS2に移し、グラフィックを一新。
一般受けしやすいキャラデザになっている。
音楽の大部分は前作とほとんど共通だが、世界観を壊さないという意味では、これはこれでいいかもと思えてしまう(値段のこともある)。
それにしても、死人がよく出る学園だ(笑)。