日記ログ

近影

魔法解除!/真・女神転生III(3)

 JR福知山線事故現場のシートの奥にある線路内献花台を撮影するマスコミの異様な風景がまた問題になっているが、 その風景を写した写真を取り上げてまるで鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てる一般人もまたマスコミと大差はない。 自覚しましょう。

 予想以上にてこずっている。 始める前は1週間ほどで片が付くと踏んでいたのだが……。何の話かといえば「真・女神転生III」の話である。
詰まるのはこれで4度目だ。

正面切って戦って勝つのが難しいのがこのゲームの特徴である。
MP(マジックポイント)を盗みそれを使って魔法を唱える敵にはパーティ全員MPゼロで挑んだりと、妙に消極的な対応を強いられる。 このゲームでは、レベルを10上げようがキャラクタの強さはあまり変わらないので(これについては後日述べる)、こういう方法を取らざるを得ない。 もっと良い方法はないものかと攻略サイトを見てみても、やはりそこにも「MPをゼロにして戦え」と書いてあったりする。

さて、ストーリーも中盤となると、ボスの使用する技も強力でいやらしいものが多くなる。 今まで敵のパラメータを下げる魔法が非常に重宝していたのだが(というかこれがないと倒せないのだが)、ここにきてボスは当然のように己に掛かっている魔法を解除し始めた。 FFでいうところのデスペルである。

「真・女神転生III」でも、数あるRPG同様MPを消費することで魔法を唱えられる。 だが、MPがどうも全体的に少ない気がしてならない。 ただいまレベル50だが、MPは200ちょっとしかない。 大技を5発放ったらゼロである。常にMP欠とでもいうべき状態に陥らざるを得ない。

そこにきて、上に書いたデスペルが問題になってくる。 なけなしのMPを使って重ね掛けした魔法が、デスペルひとつで灰燼に帰すのである。
加えて今てこずっている敵(二本足の巨大な象)は、物理攻撃がまったく効かない。 戦いは自然と魔法合戦へと移行する。 MPが少ないこともそうだが、今の僕のパーティには、攻撃魔法を唱えられるキャラが雛姫(主人公)のほかに一人しかいない。 戦局は絶望的といっていい。というか、勝てる気がしない。
さて、どうするか。



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ネガティブ・キャンペーン

 イベントぎっしりの5月。
休む暇がないとはこのことである。 つーか、今、非常に心身ともにぐだーっとなっている。ちょいヤバめ。

 大学側が便宜上区別しているだけの文系だとか理系だとかいう括りに囚われている訳ではないのだが、学校側のスケジュール調整は見ててあまりいい気がしない。 それとも、囚われているのだろうか。

 『ネギま!』10巻を購入。
修学旅行編(6巻)を読んだのを最後にずっと積みっぱなしだったので、それも含めてまとめて読んだ。
いや、面白い。赤松氏(とマガジン編集部)の力作である。実によく出来ている。



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E3

「オフィス・ラブをするには、どうすればいい?」と知人が言った。
僕に聞かれても困る。

大仕事を片付けた達成感におぼれ、ほわーんとしてたら、一週間ほど更新するのを忘れていた。 最近、めっきり暑いですね。

E3開幕。
数年周期で訪れる新世代ゲーム機発表ですけど、なんつーか昔と違って、 画像クオリティが上がったくらいじゃ誰も驚かないんじゃなかろうか、などと古い時代の人間はこう考えるわけです。 映画でも何でも、ハイクオリティのCGが多用されるのは日常茶飯事だし、あまり目新しさはない。
それに、どれもこれも数台繋げばスパコンになりそううなスペックだけれど、ソフト開発者にとっては迷惑以外の何物でもないわけで。 画質が上がるのにしたがって開発費用も跳ね上がって、ヒット作品の続編ぐらいしか元は取れなくなるんじゃなかろうか。
僕が求めるのは安さなのだが。いや、僕が求めても仕様がないんだけど、でも年々ソフトの値段が上がってきているのを見るといろいろと思うところもあるわけで。 今じゃ、RPGは平気で¥7800とか付けてるもんなぁ。 今後さらに高くなっていくのだろうか、と思うとぶるぶるしっぱなしの夜である。



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誰のために生贄は殺されるのか

例の脱線事故が起こってからというもの、地上波がつまらない。
毎度おなじみ紋切り型の報道。 思ったことをそのまま垂れ流しているような内容である。 そこには、検討も推考もない。

大きな事件や事故が起こると毎回つまらなくなるが、今回は特に酷かったので、テレビを見ること自体やめていた。
で、さすがに三週間も経てば元に戻っているだろうと思い見てみたら、
今度はマスコミがマスコミを叩いてて笑った。

ちょいと調べてみて解った。
“原因”や“理由”が欲しい視聴者も、記者やコメンテータのあまりの感情論っぷりに流石にキレたらしい。 苦情が殺到したかなんかしたのだろう。
一人の記者が生贄にされた。
会見場で暴言を吐いていた記者で、そのことを番組内で特集を組まれたばかりか、 組織からも爪弾きに。
見事なトカゲのしっぽ切りである。



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Θ(シータ)は遊んでくれたよ/森博嗣

Φ(ファイ)に続いて今度はシータ。紅い表紙が鮮やか。
シリーズ名は、どうやらGシリーズになったらしい。
やっぱりQはまずかったのだろうか、いろいろと。

さて、内容はというと、うーん説明が難しい。 前作以上にキャラ小説しているのは確か。 これだけ読んで、森作品初見の人は話が解るのだろうか。
あるいは、解らない人がいたとしても、無視できるほどの数なのか。

ストーリーを説明しようとすると、どうしても固有名詞を出さなくちゃいけなくなるような気がする。 前の三つのシリーズが、まず前提にある。ほとんどそれの延長線のような内容。 こういう作品ってどうなんだろう。ライト作品のシリーズものって大抵こういう構造を有しているけど。 途中参加はお断り、みたいな。

とりあえずはシリーズの最後まで付き合いますけど。
で、次はτ(タウ)だそうで。
……今日の日記、文字化けしてないよね?



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収束と休息と充足を

 ははは。思わず笑いがこみ上げてくる。
辛くも10日をやり過ごすことが出来たわけだ。
明らかに僕の能力を超えていた仕事だったわけで、最後はもうヤケクソだったんだけど、一応の終焉は迎えることが出来た。
ヤケクソついでに、所属している組織へ挑戦状を叩きつけるような内容の論文になってしまったが、はて、どうするか、なんて考える余地もなく、すでに後の祭である。 うーん。



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追いつ追われつ

 10日〆切のブツをいそいそと執筆。
連休中に片そうと考えてたのだが、気がついたら休みが終わってたという口です。
おかげで今日明日中に論文二つ書くっつう無茶な行程と相成りました。むふん。

あー、でも今回は本当にやばいな。
この後、確定申告も書かにゃならんし。
まさかこの歳でこんなもん書かされるとはいつの僕が予想しえただろうか。
がくがくぶるぶるしっぱなしの日曜日、午前10時35分。



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名付けの呪術/真・女神転生III(2)

「名前を付けろ」と言う。

ゲーム序盤というか始めて即効で命じられるのが上のようなことである。
今や大抵のRPGやギャルゲに引率されるノベルゲームでは、主人公の名前をプレイヤ自らが決められるものが多い。 真・女神転生IIIもそうなのだが、他の作品とちょいとばかし勝手が違って困った覚えがある。

名前を決めるにしろ、デフォルトの名前があるのが普通である。 その上で、プレイヤはそのままデフォの名前でいくのか、好きな名前に変えるのか、自分で決めることが出来るわけだ。
しかし、真・女神転生IIIの場合、デフォルトの名前がそもそもないのである。姓と名が空欄の入力画面が現われて、さあ入力せよ、とくる。

困った。非常に困った。 名付けというのは非常に厄介だ。
“名は体を表す”とはいつかの誰かが言った言葉である。
名前を付ける、その名で呼ぶという行為は、自分にとってのその相手の存在を特定し、定義することだ。 副作用として、定義以上のものには見なくするが、それは端的に中身を表す最も簡単な解説文となる。
これが赤ん坊で、生が白紙の存在だったなら、○○のように育って欲しいとかいう願望を込めて名前を付けるところだろう。

しかし、真・女神転生IIIの主人公は見た目十代後半の青年である。 彼には、十数年生きてきただけの知人がいて、生きてきただけの繋がりを世界に持っているはずである。 そんな彼に名前を付ける術を僕は知らない。いや、誰だって知らないはずだ。

ここで僕が取るべき行動を考えたとき浮かんだのが、次の二つである。
1.既存の固有名詞を持ち出して無難に問題に片を付ける。
2.自分の名前を付けて、思いっきり自己投影してみる。

僕は2を選んだ。ゲームが、主人公が一切喋らないドラクエタイプであることが、暗に2を選べと言っている気がしたからである。
嘘です。既存で良い名前を思いつけなかっただけです。

というわけで、主人公「一ノ瀬 雛姫」の誕生である。 名前を付け、プレイ早々、主人公の知人が「よう、雛姫」とか呼んだのを見て、激しい違和感を感じたのは内緒である。
あぁ、名前と世界観がミスマッチ過ぎるぞこれ。



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メガテン初挑戦/真・女神転生III(1)

 アクション一辺倒なのもあれなので、久々にRPGに手を出してみたわけだが、 考えてみれば、メガテン(真・女神転生を略してこう呼ぶらしい)に触れるのは今回が初めてである。 というか、そもそもアトラスなる会社のゲームを買ったのも初めてである。 ……初めて尽くしだな。

で、さっそくPS2の電源を入れた僕だが、独創的なグラフィックにまず驚く。
デザイナの金子一馬の絵の立体化に成功しているではないか。 これは見事としか言いようがない(別に金子氏マニアでもない僕の意見なので、あまり当てにはしないでください)。

特異なグラフィックに“ほえー”とか言いながら、東京が吹っ飛ぶところまで進めて今日は終了。 開始30分で一千万人が軽く死にました。
……え゙?



近影

サイクル加速中

 更新しようとは思っていた。
思いながら、気付けば放置して二週間である。 どうも現実世界において僕を取り巻く要素がごたごたと動き出して、結構忙しくなってきている。
いや、“忙しい”という表現は適切ではない。 放ったらかしてた諸々がまとめてバウンドしてきたというほうが真実に近いか。 詳細は省くが。

ここ一月で気付いたのだが、自分は金銭に余裕があると余すところなくとことん使ってしまうタイプであるらしい。 常に金欠のステータス異常にかかっていたため、気付くのに遅れた。 アルバイトで貯めた貯金が、もうほとんどない。あれ、おかしいな、そんなに何に使ったんだろう……と考えてみて(実際、考えるまでもないのだが)、 ゲームソフトを買いまくったのがどうやら原因らしいと解った。

珍しく懐具合が良かったので、調子に乗ってしまったらしい。 以前書いた、世間の流れにワンクッション置いた購入サイクルをひとつふたつ繰り上げた。 高く買ってもすぐ売れば損失はあまりないのだが、しかしそれだと“早く攻略しなきゃ”という思考が常に付いてまわることになる。 急かされているみたいで、落ちついて楽しむことも出来ない。 必然、作品ひとつひとつへの姿勢もおざなりなものになってしまう。
これはいかんいかんと思い、サイクルを修正した僕である。

つーかこの日記、ここ数ヶ月『ロックマン ゼロ』についてしか書いていないじゃないか。 流石にこれは不味い。どう不味いかというと、書いてて飽きてくるのだ。
むふぅ、さてどうするか。 本当はあと一月ほど『ロックマン』について書く予定だったのだが、変更するか。 それよりも、こんなことばかり書いていると、まるで僕がゲームばかりやっている人間に思われてしまう。 ぜひともそれは回避したい。

さて、どうするか。
つーか、ここが移転したこと誰にも言ってないんだよなぁ。 前のアドレスが消えて二ヶ月も経っちまったよ……。うーん。