『綿流し編』終了。
以下、『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』のネタバレあります。
まず最初に確認するが、『鬼隠し編』と『綿流し編』は平行世界、というのはいいんですよね?
同姓同名だとか、そういう捻くれたものではないんですよね?
だとすると、『鬼隠し編』をやっただけでは解らなかった「ひぐらしのなく頃に」というゲームの構造が、
『綿流し編』と重ね合わせることで、ぼんやりと見えてきた気がする。
パズルで言うと、外枠のピースが全てはめ込まれた状態に近い。
平行世界であるなら、登場人物の思考ルーチンは同一のものだと考えられ、
片方のシナリオで取った行動は、もう片方で描かれていなくても同じ行動を取っている、と推察できる。
また、『鬼隠し編』ではレナの、『綿流し編』では魅音の設定がシナリオの中心に位置していることから、
『鬼隠し編』=『レナ編』、『綿流し編』=『魅音編』と言いかえることが可能である。
問題編のシナリオは4つ、ヒロインは4人、と数は合う。
つまり、残るヒロイン、沙都子と梨花にも、
『祟殺し編』と『暇潰し編』で語られるべき何かがあるのだろう。
だから、この二人に関する謎は一旦頭から忘れることにする。
情報不足で考えても、時間の無駄だ。

さて、と。どこから手を付けるかな。
標本が二つある場合、その二つを比較してやれば良い。
二つの世界で、何が変わらず起こって、何が起こらなかったのか。
また、そこに圭一(主人公)の行動が影響を与えているのか否か。
両世界で変わらず起こったことは、富竹と鷹野の死である(『鬼隠し編』でも鷹野は殺害されていたと考えられる)。
なぜ、彼らは死ななければならなかったのか。
『綿流し編』で魅音は「祭具殿に忍び込んだため」と告白しているが、
これは嘘だ。
嘘と断定できる要素は二つ。
ひとつは、鷹野が殺されたのが祭具殿に忍び込む前日であるということ。
よって、圭一と祭具殿に忍び込んだ鷹野は、鷹野の名を語る偽者だと解る。
二つめ、忍び込んだ人間はその日のうちに殺したという内容を魅音は語るが、
死んだのは富竹ただ一人だということ。
とすると、二人はなぜ死ななければならなかったのかという疑問が残るが、パッと思いつかないので保留としておく(ひどく重要な謎である気もするが)。

偽者繋がりで書くが、物語のラストで圭一を刺したのは魅音ではない。
なぜなら、魅音は井戸で転落死していたことが後に判明するため、犯行は魅音の振りをした詩音の仕業としか考えられないからだ。
圭一が刺された理由は解らないが、詩音という人物は怪しい言動が多い。
要所要所で圭一に言葉を掛け、決定的な行動を取らせている節がある。
彼女が焚き付けることで圭一は祭具殿に忍び込む羽目になり、彼女からの電話で、梨花の身が危ないことに気付き彼女の家に様子を見に行った。
だとすると、魅音と思われる人物からの「クケケケェッ!」な電話も、詩音の仕業であるとは考えられないだろうか。
つまり、この電話は詩音が、詩音の振りをした魅音の振りをして詩音が掛けてきた(ややこしいな)ということである。
これによって、圭一に魅音に対する悪印象を植え付け、彼女に注意を向けさせていた、とか。
どうですかね。

兎にも角にも、鷹野(の振りをしている人物)と詩音には、今後のシナリオでも要注意だ。
……、他にも考えなければならない謎は多いが、ここまで書いて面倒になってきた。
というか、犯人をちびちび推理してたんじゃ日が暮れるだろこれ。
やはり犯人はどうでもいい。
わざわざ、一人に絞り込む必要性を感じない。
というか、自分はこう言うロジカルしたのは苦手だ。
なぜこの村では毎年一人死んで、一人消えるのか。
そこには何かしらのルールがあるはずである。
それを見つけることが、解答への最短距離なのでは、とか思う。
……と言っても、そのルールが解らない。
降参だ。
さらなるヒントを求めて、次なるシナリオに進む。