予定を変更して、食について書こう。
僕は食事に関するあらゆる出来事に関心がない。
好きな食べ物を訊かれれば、いくつか候補が挙がるのだが、別に好きだと公言するほど好きでもない。
家に食料がない場合、腹が減っても、外に食べに行くなら我慢したほうがいい、と考える。
我慢する、と書いたが、食べないことは別段苦痛でもないのだ。
家族と食事をしている際、親から「自動的に口に運んでいるようだ」と形容されたことがある。
また、いつだったか地上波で、「48時間食事を取らなければ100万円」という企画があり、
出場すれば確実に優勝する自信があったし、同時に、なんて簡単にお金が稼げる世の中だろう、とか子供の頃思った記憶がある。
ところが最近、研究室にこもってディスプレイを睨む時間が多いためか、空腹を感じるようになった。
それでも、全然無視できる程度の欲求なのだが、キーを打つ以外の行動が極端に減っている今は、暇つぶしに菓子類をパクついている。
ストレスが溜まると、暴飲暴食でそれを発散させる、という話を聞いたことがあるが、
それに近いのだろうか。なんか違う気もするが。