法事で土日が潰れる。 本家の長子なので仕方なく参加したが、やはりあの行事は異常である。 恐らく他の家では幾分マシなのだろうが、生きているこちらの寿命を縮めようと図っているかの如く多忙だ。 決定権が移り次第、あんな儀式は終わらせてやりたい。

　それと、忙しいだけならまだしも、毎度々々、開催時期が大事なときと重なるが、これは誰かの陰謀か。 今回も近所の量販店で行われたセールと重なった。 PSPを1万円で入手するチャンスを逃したのは痛い……。

　なにも模型作りだけに時間を割いていたわけではない。
もうひとつ、同時進行で作業していた。

　ゼミ仲間でブログを立ち上げたのだ。 目標は、あるネットアイドル（書く文章を読む限り頭は弱そうだが、ちょっと可愛い）と仲良くなることである。 今考えると、ひでえ目標だ。

　各自メンバが、それぞれの得意分野について記事を書く、というスタンスで計画は進行する。 更新頻度を上げることで訪問者数を増やし、ブログを成長させていく。 現在、一日平均60人ほど訪れるようになった。 また、あるネットアイドルともネットでの交流を開始。 お互いに、お気に入りに登録するまでに至る。

　しかし、妙に計画がスムースに進むのがどうも気になる。 逆に向こうに嵌められている気がしないでもない……。

　もうひと月くらいは更新してないな、と思って接続したら、まだ2週間だった。 まだいけるな（何の話だ）。

　普段、ネットに繋いでいる時間はすべて模型作りに回していた。 通称ガンプラ。

　ヴェルデ・バスター（写真左）とストライク・ノワール（同右）である。 作品は見たことも無いし、機体に愛着も拘りもないが、キットとして魅力を感じたので組み立ててみた。

　実に良く出来ている。 以前、僕がプラモを組立てていたときは、
プラスチックに色を付ける技術は一般的ではなかった。 耐久性の問題だと思う。 それが今では最初からカラフルだ。 驚くことに、色分けされたランナ（各部品が繋がれた枠のこと）が一体で成形されている。 プラモデルもここまで来たのか、と感慨深い。