日記ログ

 雑記 : すっかり隔日更新ですね

んとかレポート地獄は脱出であります。
2日間ほとんど寝てねぇ。昨日(正確には今日)も、『R.O.D -THE TV-』見ながら書いてたから、全然はかどらないでやんの(死
でまあ、昨日初めて『R.O.D』見たわけです。ビブリオマニアの話だってことは知ってたけど、神保町が舞台かぁ。 愛書狂たちがハァハァ言いながら本の街を散策してる気持ちはなんとなく解るなぁ(笑)。
神保町と言えば、昨日から古本祭りが開催されてるんだっけ。連休にでも見に行ってみるかな。


のごろとにみ幼い女の子を狙った犯罪が急増してるとかで、ワイドショーで特集組んでたんですが、 その時に家族の誰かが言った「ちっちゃい子ばかり狙ってるなんて、まるっきり変態じゃない」という言葉がなぜかしら僕の心にサクっときた…。


 読了本『QED 竹取伝説』(高田崇史/著)

このシリーズの書かれている事を全部鵜呑みにするならば、この国は騙りだらけだ。 日本の行事という行事は全て呪われてて、日本人はそのことにはこれっぽちも気づかずにわいわいと祝っているってことか…。 鳥居の形状に関するあたりは眉唾ものだけれど。
それと、全体的に薀蓄部分で重複する箇所がちらほら出てきたような気がします。 全てが繋がってきているというかなんというか。


 読了本『悪魔のミカタ 7 番外編・ストレイキャット リターン』(うえお久光/著)

分冊形式の完結編。前作と同じく、小学生の女の子がうじゃうじゃです。 全体の流れも同じで、見鬼という特別な力を持ったが故に調子に乗ってる小鳥遊の視点から物語は語られてます。 心境の変化が上手く語られてます。
日常に潜むちょっとしたミステリ(?)もさらりと入れられてて、なかなか楽しめました。


 雑記 : 中原麻衣、働きすぎ

ちみつツインズ聞きました(=゚ω゚)ノ
井上喜久子、中原麻衣、清水愛、とパーソナリティ3人とも声が高いうえに、意味も無く皆でケラケラと笑い合ってるから結構耳が痛くなってきますこの番組。

まあ、それはともかく、眼鏡、です(何

月中旬まで試験ラッシュの模様です。喉痛い。
てか、なんか体力とは別に精神的にもいろいろキてるようです。
今日、乗る電車間違えましたΣ(´□`;)。
いつもと同じ電車に乗ってたのに、なぜか途中でヤベッこの電車違うとか思って急いで次の駅で降りて別のに乗り換えている自分がいた。ぷおーん。

試験で思い出したけど、昨日は英語の試験でした。前期のよりも数段グレードアップしてやがった。 問題文まで英語かよ。あれです。GHQの陰謀です(それはない)


 雑記 : 超星神らしい

へえ。18時間も寝てた。アレだけ寝たのにもう眠くなってきてるし。あうあう。
もしやナルコレプシー?(´Д`;)

起きてた時になんとなくつけたテレビで『超星神グランセイザー』なる特撮の戦隊ものをやってたので見たんですが、戦隊ものの割りに役者さんの演技うまいですね。 ハリケンジャーは頭一つ出て酷かったからなぁ(見てたんですか)。

で、グランセイザーだけど、見ててずっとなんか違和感があったんですが、やっと解った。 これ、変身スーツ姿の足腰がごついんですな。ボディビルダが中に入ってます、と言うような引き締まった太い脚。 スーツもタイツみたいにぴっちりなもんだから、それが一掃目立つ。変身前の役者さんと全然体格ちげぇ(笑)。

そう考えると、仮面ライダーの中に入ってる人たちって、やたらスリムな体系してて格好いいんだなぁって思いましたサ。


ね*ツイ終わっちまって気分が沈んでたけど、これラジオ番組あったのかッ。気づかなかったよ。今まで3ヶ月間も(;´Д⊂
ここずっとラジオから離れてたけど、また聞き始めますかねぇ。


 芸無『月姫』(TYPE-MOON)

ク、クリアできん…。


 雑記 : あの看護服のロボット欲しいなぁ

『A.I.』みたいなものを想像してたんだけど違った。目指すものは同じなのに、そこに至る過程や手法が違うだけでこんなにも印象が違うんだなと、映画『アンドリューNDR114』を見て思った。
『A.I.』(11月11日の日記参照)も『アンドリュー』も人間になりたいロボットを軸とした物語なんだけど、なんというか、個人的に『アンドリュー』のほうを評価したい。
舐めてた飴玉を途中で取り上げられた子供のような気持ちになる『A.I.』のラストなんかよりも(雛姫さんは相当この作品が嫌いのようです)、真正面から人間とロボットは何処がどう違うのかを描こうとしてて好印象でした。


信なんだけど、一週間前から偽メッセンジャが繋がらなくてメールの送受信ができない。 アカウント消された、という言葉が一瞬脳裏をかすめたけど、さっき本家のメッセンジャを起動したなんなくメール受信できました(´Д`;)
ということでリプライは明日しますので……。


 芸無『月姫』(TYPE-MOON)

バーッドエーンドッ。これで三回目か。でもこのゲーム、同人なのに結構親切ですねシステム。 一度読んだテキストは一瞬で飛ばせるし、バッドエンド迎えてもそれを回避する救済処置もあるし、下手なコンシューマのゲームよか便利です。 とりあえず使用人の琥珀さんに萠え萠え。


 読了本『動かぬ証拠』(蘇部健一/著)

短編集。最後のページで、一枚絵を見せて全てを悟らせるという試みに挑戦した作品。 どうしても「六枚のとんかつ」と比べてしまうんだけど、バカミスはバカミスでもなんだか別の人が書いてるみたいな印象を受けました。 レベル上がってる…?
なるほどなぁな証拠から、全然証拠になってねえじゃんなものまで、選り取りみどりで面白かったんですが、最後の一枚絵の意味が解らないと話のオチが解らないという欠点が。 あぁ、「宿敵」のオチが今ひとつ解らない……。


 読了本『密室ロジック』(氷川透/著)

なんかいろいろと吹っ切れた感じを受けました。少ししつこくも感じる妙にコメディタッチなノリに、ラスト数ページの本格のアンチテーゼをほのめかす文章。
でも事件に対しては、今までどおり論理論理論理で攻めて攻めて攻めてます。少ない情報でよくあれだけ頭を回せますね…。
てか、本当のところどうなんでしょうこれ。犯人はだれ?


 雑記 : 充分に発達したテクノロジーは魔法と区別が付かない

週から始まった「まぶらほ」。予想通り面白くも何とも無いんですけど、生涯使える魔法の回数は人それぞれ決まっている、って設定は妙に生々しい。
エーテルやまほうのせいすいが無いばかりか、魔法を使い切ると灰になるとか良く解らん物騒な設定があったりするとことかぞっとしないですな。
てか、三人のヒロインがダメダメな主人公を取り合うという展開が一番解らないなぁ。 作中の説明を聞くかぎりじゃ、彼女たちの目的は、有名な魔法遣いの血を引く主人公の遺伝子を手に入れることであって、つまり自分の利益よりも一族の繁栄が一番の目的ってことですよね。
そのことに何の疑問も戸惑いも見せずに自分を犠牲にできるヒロインたちは見てて恐いものがあるですよ。 旧時代的な考えというかなんというか。


 芸無『月姫』(TYPE-MOON)

そもそも、吸血鬼ってのは本来女性の存在のみが許される化け物である(これはなぜ吸血鬼は血を吸うのか、というところから来てるんだけど説明は割愛)。
それなのに、このゲームには男性の吸血鬼も出てくるんだけど、うまい事にその点を「月姫」では独自に吸血鬼を二つ(先天的に吸血鬼であるものを真祖、後天的なものを死徒)に分類しているあたりが大きく評価できるんじゃないかなぁ。 どうでもいいか。とりあえず使用人の琥珀さんに萠え萠え。


 読了本『メロス・レヴェル』(黒武洋/著)

21世紀のデジタル社会。各個人が自分の部屋にいながらにして生活できるようになり、人との接触が極端に減った世の中を危惧した政府が太宰治の「走れメロス」にヒントを得て発案したデスゲーム「メロス・ステージ」。 勝者には最高の名誉と金。敗者には凄絶なペナルティ。
一般応募で選ばれた10組のペアが優勝目指して競い合うんだけど、人との繋がり、絆の大切さを謳ってるはずのゲームで、逆にそれらのモロさを露見させいき、少しずつゲームを狂わせていくところは皮肉ですね。 あとはまあ、全体的にあっさりしすぎているような。ペナルティが残酷なだけに、脱落したらしたで、そのペアのその後がまったく触れられていないというのはなんか中途半端な気がしました。


 雑記 : 心にぽっかりと穴が

うにも鬱鬱としてしまう。
唯一の楽しみであった娯楽番組も終わってしまったし、楽しみがなくなってきている。 ただ無駄に時間を浪費する毎日。今はトリックの仲間タンが唯一の心のよりどころですぅと言うわけで、昨日の劇場版『トリック』見る。 莫迦だなぁ。

あ、それと今日は「種」の再放送ですが、そんなに人気があったのかって感じです。

てか、そんなことよりも、國府田マリ子が結婚ですよッ。
うわーできたのかー(失礼な)。


 芸無『月姫』(TYPE-MOON)

サブタイトル(?)にあるBlue Blue Glass Moon, Under The Crimson Air の意味は、深紅の空の下に浮かぶガラスのように脆くてどこまでも蒼い月、って感じ?
強引だけど。特に「Glass Moon」のところ。

で、この物語の核に位置するものは、ずばり吸血鬼。たしか吸血鬼の語源はギリシャ語で「月により作られた肉体」とかそんな感じだったと思うんで、そこからタイトルが来てるのかな。どうでもいいか。とりあえず使用人の琥珀さんに萠え萠え。


 読了本『ウェディング・ドレス』(黒田研二/著)

物語はユウ君と私の二つの視点で交互に語られていくんだけど、なにか食い違っている。 物語が進むにつれ、その食い違いが大きくなり、まるで二人がそれぞれ別の世界に存在しているような不思議な気分に。 何かしら叙述トリックがあることは確かなんだけど、一体どんなものなのか想像もつかず、ただただページを繰っていった先に見た結末は、すごいの一言でした。
また、物語の構造とは別の、ある殺人トリックもこれまた斬新で奇抜で、おそらく現実では難しいだろうけど、これも面白くてオーケー。
いろいろ詰め込んだオモチャ箱のような、そんな濃い作品でした。


 読了本『死人花』(長坂秀佳/著)

『彼岸花』と対を成す作品です。世界観、登場人物、大まかなストーリーはほぼ同じだけど、微妙に違う両作品。 あの人とあの人に繋がりがあったのかとか、いろいろ面白い構造をしてるんだけど、結末辺りが決定的に違うんで、まったくのアナザーストーリーってことなのかな。よく解りません。
ただ相変わらずぶっとんだラストです。『寄生木』読んでるとニヤリとするかも。
ずきゅんずきゅん。


 雑記 : はれるや

週から日記は週一更新になります(嘘)。

唐突に日記を書く意義を失いかけた。というか今も15%ほど失ってるんですが。
意義。例えばそれは、自己満足だったり、他者へのサービスだったり。 僕の場合はただ単に記録だから、まあ自己満足の部類に入るのかなぁ。


日まで3日間大学祭で、いわゆる有名人を招いてコンサートなんかを開いちゃってたりしてたんですが、招いた歌手がどいつもこいつも知らない人ばかり。
誰だあんたたち(´Д`;)


『BLOOD』上巻
灯台下暗し。てっきりシナリオはヒロインに一つずつの合計3本だとばかり思ってたら、もう一本ありました。 主人公ルート『闇の王編』クリアです。達成率は95.96%。
攻略サイトをちまちま見てEDリストは全部埋めましたが、もう無理、これ以上は無理ですよぅ(;´Д⊂
もはやどこの選択肢を選択し忘れたのか全然わかりましぇん。ひとまず『BLOOD』は終了ということで。 さあ次は『月姫』だッ!


 読了本『記号を喰う魔女』(浦賀和宏/著)

『時の鳥籠』で軽くふれてた、安藤裕子が主役の孤島でのエピソード。
カニバリズムがテーマで、全編通して暗いです。 気持ち悪いです。狂ってます。壊れてます。 喰ったとか喰わなかったとか、もう勘弁してくれといった感じ。 そして一番思うのは、おまえら本当に中学生かよ。
浦賀小説は人物の相関関係が複雑すぎて、少し間を空けるとたちまち解らなくなりますね。シリーズ通して一気に読むのがベターのようです(ものすごく気分が沈むと思うけど)。


 読了本『悪魔のミカタ 8 It/ドッグデイズの過ごしかた』(うえお久光/著)

ま、また分冊形式か…。分ける意味が解らない。
で、本編ですが、久々に見るコウとアトリの掛け合いは、なんか安心するなぁ。 あと今までだらだらと、主人公の言ってる事とやってることが違ってイライラしてたけど、どうやらわざと著者がそう書いてたらしい。 これまでのは、たんなる序章という事か(やけに長い序章だったな)。


 読了本『学園祭の悪魔』(浦賀和宏/著)

薄っ(笑)。どんどん薄くなっていくなぁこの人の作品。
語り口は少女の一人称だったので、あ、読みやすいと思ってたらとんでもない事になってました。 最初から不自然には感じてたけど、まさかそんなばかげたオチだとは。 というか、主人公の安藤ってこんなに情け容赦ない人格でしたっけ。 手段を選ばないというか。
このシリーズは途中何作か飛ばしてるんで、そう感じただけかもしれませんが。


 雑記 : 結局のところ、『おねがい☆ツインズ』はなんだったのか

酔っ払いながらこれ書いてるので、文章がおかしいですが勘弁。

親かもしれない。他人かもしれない。そんなシビアなテーマをもとに展開されてきた作品だったけど、改めて振り返ってみるとどうだろう。
最初こそは、血縁関係に執着していた彼らだったが、中盤ではそれらは単なる記号、もしくはきっかけに過ぎず、しまいにはただ単純に三人で暮らしたいという気持ちへと変化していった。

子供というものは、世界に対して開いてる窓口が狭く、例えばそれは親だったり、兄弟だったりして、それらから受ける愛情だとか結びつきだとかが全てである。 その点、麻郁、深衣奈、樺恋の三人は三人ともその繋がりが希薄なまま、一枚残されていた写真以外は自分の出生を知る手がかりなど持たないままに、幼少期を過ごしてきた。

僕達が住むこの世界は、対立する力の平衡状態で構成されている。この平衡状態は分子レベルのものから宇宙規模のものまで幅広く、人間関係も御多分に洩れずにそうである。 そしてその関係というものは、学校、会社、国家、と大小さまざまなものがあるが、その最小の単位が家族だ。

さて、ツインズの話に戻る。先にも書いたけど、他者との繋がりが希薄な三人が出会い、そのことで家族という一つの繋がりを持つ。 それは彼らにとって唯一の他者との繋がりにして、自己のアイデンティティの全てだ。そして、彼らが家族でいられるのは肉親だとか他人だとか、それだけではない。
初めて繋がりを得たとき、普通は手放したくないと思う。彼ら三人もそうで、失われるかもしれないことを不安に思っていたが、そこで麻郁の存在が大きく関係してくる。 肉親は放って置けないという、彼の自分の境遇から導き出した考えは、深衣奈、樺恋の存在を全面的に絶対的に無条件に肯定し、受け入れた。

上で書いた演出は作中全編に渡ってくどいほどに描かれている。
言うならば「おね☆ツイ」という作品は、思い出作りのエピソード集だ。 全体を通しての流れは緩やかで、正直だらだら感は否めないけど、毎話毎話、麻郁たちが自分たちが家族である事を確認し合い、お互いの存在を認め合うところは丁寧に描かれている。 というかそれが本質か。

自分の存在を肯定してくれる人、帰る場所、それらがあるからこそ、麻郁は、深衣奈は、そして樺恋は、家族でいられるのだろう。
この「おね☆ツイ」という物語は、家族の一つの形を示してくれた。

 ……けど、最後のオチはお粗末だったな。ラブひなかい。第13話に期待です。

 読了本『Missing 9 座敷童の物語』(甲田学人/著)

冒頭の某兄弟の片割れ、双子の男の子、糸で一つに縫い付けられた人形、欠けたものを補ってくれる儀式、そして表紙の二人の少女、これらがバニッシング・ツインを暗示しているような気がするけど、まあ偶然、かなぁ。 あれも不思議な現象だけど、怪異とはまた違う気がするし(全然本編とは関係ない文章だな)。
さて、なにやらこの作品がシリーズ中最大のターニングポイントを迎えるってことで、少し期待して読んでみた。今までずっと放置されてきた問題をようやく消化する気配を見せつつも、やっぱり話のほうはほとんど進展せず。 このシリーズの最大の特徴は、独特の間の取り方なんだけど、読んでてさすがに少しだるくなってきました。とくに会話シーン。
それと、僕の中で亜紀の株が下落中。どんどん嫌いになってます(笑)。


 雑記 : 死せる孤島、日本

保町の古書店街へ行ってきた。
初めて行ったけど、すごいなここ。100件以上の本屋がひしめく、おかしな街だった。 文字通り本屋だけで構成されている。本当に本が好きな人たち向けのばかりで、娯楽小説ばかり読んでる僕ちゃんはお呼びでない感じ。 扱ってるのもほとんどが稀覯本なんですよね。○○万円!ってでかでかと書かれてるから、多分、安いんだろう…。

『Missing 9 座敷童の物語』も奪取してきました。
薄いです。これ一冊で完結しないだろう雰囲気がありありです。
で、半分ほどまで読んでみました。そこで妙な符合が一つ。作中、座敷童の起源の一つとして『若葉の霊』というものが出てくる。これは、間引きや口減らしで殺された子供の霊のことを言うらしい。 そもそも座敷童の生まれは妖怪がはびこっている遠野だったと思うんだけど、間引きが多く行われたのもたしか東北地方。
なぜ東北で多く行われたかと言うとその昔、火山噴火の降灰で農作物がほとんどダメになり、困った村民は仕方なく人の数を減らすために間引きや口減らしなどの物理的で強制的な堕胎を行ったわけで、そのためあの辺りはなんか恐いイメージがあるのだが、まあどうでもいいか。
とにかく、こういうの読んでると、妖怪とか怪異とか、日本の気候や土地柄が強く影響してるなって思うのです。


 読了本『死都日本』(石黒耀/著)

世間を騒がせ、著者と専門家を交えてのシンポジウムまで開かれた話題作です。
いわゆる多くの人が好き好む終末譚、もしくはパニック小説なんですが、それらと大きく違うのは、これが現実に起こりえる(長い目で見れば必ず起こる)ことだということでしょう。 物語は、九州の火山が噴火し、その火山灰で日本の機能が麻痺し、日本が崩壊していく過程を描いてるんですが、これまたスケールが大きくて凄い。 専門用語も図を入れながら詳しく説明されていたりと非常に親切な文体で解りやすいし、火砕流が次々と街を呑み込んでいく様は圧巻です。
また火山の噴火の描写だけでなく、その噴火により日本は、そして世界がどう対処していくかをシミュレーションしてるんだけど、これがよく出来てます。
ごちゃごちゃ書いてたけど、非常に面白く読めました。 日本人はなんつう場所に最悪の形で国を作ってしまったんだ、と叫ばずに入られない力作。
うーん、今年読んだ本の中でベスト3に入るなぁ。

 雑記 : 美少女を救え

間のロリコン化が加速している。
新番組「美少女クラブ21」を見たんだけど、出てくるわ出てくるわ小さい少女たち。
どう贔屓目に見ても、上で中高学生くらいだよなぁこれ。小学生っぽい子もいるし。

あ、詳細が載ってました。

な、なんだなんだ、なんなんだこの構成メンバーは。全日本国民的美少女コンテストの部門賞を受賞した輩だかりだ。
「国民的」とついてるわりにはこの賞を受賞してもビッグになった人が少ないことに業を煮やした製作委員が積極的に動き出したのだろうか。
そういや似たような番組、前にもありましたね

美少女で思い出した。先月から朝乗る電車を一本早くしたんだけど、途中でその車両に乗り込む可愛い女性に気づいた。
それからというもの、その子を見るために一本早い電車に乗るようになったんだけど(えー)、この前、いつも通りその子が車両に入ろうとした時にちょうど扉が閉まったもんだから扉にランドセルが挟まってしまい(…ランドセル?)、「あぁー、はさまった、はさまったー」みたいにパニクってたので、 ちょうどその場に偶然居合わせた僕がさっと手を貸してあげたら、 頬を朱色に染めながら上目遣いに(身長差で必然とそうなる)、「あ、ありがとうございます」と丁寧に御礼を言うもんだから僕も「困ってる人を見つけたら助ける。善良な市民として当然のことをしたまでです。特にあなたのような」というセリフの途中で 「えへへ、恥ずかしいね」と隣にいた友人にはにかむ笑顔を向ける少女。僕のセリフ聞いてねえ。

と、ダラダラと書いてきたけど、どうも“美少女”という言葉が僕にはしっくりこない。
よくテレビで見かけるアイドルなんてもんは、十人に聞けば七、八人くらいは「あ、この子可愛いね」とちらと思うほどで、むしろ全然可愛くない子がアイドルやら美少女やらと平気で謳われている(ひでぇ)。
つまり、“美少女”の安売りが目に付く。
とりあえず何でもいいから美少女と付けときゃいいじゃんみたいな風潮だか流行だか惰性だか怠慢だかよく解らないけれど、この国って、結構言葉を不適切というかぞんざいに扱っている節がある(昔はそうでもなかったのに)。
新聞でチラホラ見る、「大号泣」とか「大激怒」とか。ただ号泣やら書いただけじゃ物足りないらしく無理やり上に「大」を乗せちゃった訳だが、よく考えなくても、番組の収録中にいきなり号泣したり激怒したりするのは性格異常だ。

脱線してきた。何が言いたいのかというと、電波でちやほやされている美少女たちよりも、街中で見かけるちょっとした美少女の方が魅力的だし、僕はそっちのほうが断然好きです。これが言いたかった(前振りなげー)。


『BLOOD』
小夜ルート(?)『究明編』クリア。達成率83%。
おそらく各ヒロインに一つずつルートがあるだけだと思うんで、これでメインEDはすべて見たのかな。 どちらにしろ、自力でやるのはここらへんが限界っぽい。後は攻略サイト見てEDリストを埋めていきますか。

 雑記 : むーんぷりずむぱわー

いに見た。見てしまったよ、実写版セーラームーン。
世間では「くるみpure」再来とか囁かれてるけど、えーと、それ超えてません?
ルナとかタキシード仮面がえらいことになってます。最初目の錯覚かと思った。 は、腹がっ、腹が痛えっ(´Д`;)(笑いすぎ)

それとミニスカートでのくるくるアクロバット。うおー、見せまくるかよーと思ったらあのシーンは、別の人が演じてるそうな。30代の女性だそうで…。
考えてみると、そもそもセーラームーンのあのスカートの下ってレオタードだった。

 …今までいい夢ありがとよ(;´Д⊂


『BLOOD』小夜ルート。
あと少しでクリアできそうな雰囲気だけど、最後の最後で殺される。このゲーム、殺される以外のバッドエンドがないんじゃないかと本気で思えてきた。
鍵は、物語を終わらせる鍵はどこだ…。

 雑記 : 生きることが最も困難だった時代、生きることが最も困難だった場所で

んとか山場は乗り越えたか。
レポートと試験の連続はきついな流石に。でもまあ、明日から3連休っす。溜まってるゲームと本を消化しなくては。

で、久々に『BLOOD』
二人目のヒロイン『瑠璃亜編』クリア。達成率74%。
おまえもかブルータス、な展開。てか、難易度が『灯子編』に比べるとやたら高かったような気が。 いくつも見えない分岐点を見つけなければならないのははっきり言って苦痛以外の何ものでもない。ふう。
それにしても、血ぃ出まくりなゲームだ。


 読了本『ルール』(古処誠二/著)

時は第二次世界大戦下でのフィリピン戦線の日本兵を中心に描いた作品。 戦争というより、人間を書いたという感じです。日本兵の最大の敵は相手国の軍隊でも戦闘機でもなくただただ”飢え”だったという…。 シリアス一貫で、とても信じられないような状況が直球に描写されてて、人が人として在る為の最後の「ルール」とは何かが熱く語られます。 これは、戦争を知らない世代が書いた戦争を知らない世代の読者へのメッセージ。 大変勉強になりました。

 雑記 : あれ小石だったのか

のごろ「抹茶オ・レ」がマイブーム。

さて、今日はなんとか4時半に起きれた。で、『悪魔のミカタ』のラジオドラマ聞いたわけだけれども、てっきりオリジナルストーリーだと思ってたら原作まんまだった。 個人的に唯一評価している第一巻をそのままドラマ化してて、今日の放送(第二回目)の時点で原作の30ページ目あたり。このペースだといったい終わるのはいつ頃だろうか。
関係ないが、主人公の声がおねツイのマイクくんだった。なんか違和感が(笑)。


業において、今週が10月の山場だろう。
その影響で度々更新が早朝になっとりやす。眠い眠い。 てか、もう一日何時間勉強してるのか考えたくないなあ。
なんか既に「食事」「電車内で読書」「勉強」「寝る」の4つの行動しか取ってないような。 一昔前のシミュレーションゲームか。


いや、広末が早大を退学して、シュワちゃんが州知事に就任しましたね(関連がありそうに書くのはやめましょう)。
で、俳優に知事なんて務まるんかとか言われてるけど、日本なんて横山ノックが知事になったんだぞ(ひでぇ)。
というか、レーガン大統領も俳優ですよね確か。


 雑記 : つまんねえもん残しやがって

ガァーーーーーッ

人身事故のせいで『すてぷり』の前半部分を見逃したっす。最終回だったのに…。ついてない。 さすが全国人身事故ランキング第2位の路線だぜ。

で、今まで全然ふれて無かった『すてぷり』こと『スクラップド・プリンセス』なんだけど、自分の中で今期のアニメでは断トツで良作でした。 個人的に剣と魔法の世界は苦手なんですが、この作品はそんなものは脇に置いといての入り乱れる大量の登場人物によって紡ぎ出される物語が逸品で非常にぐー。
久々に最後まで純粋に面白いと思えた作品です。

で、『おね*ツイ』。もはや定期的に見てるアニメーションはこれ一本。でも来週で最終回にょ(´Д`;)
先週、(違う意味で)驚愕の写真トリックで暴かれた母親の住んでいた家。 ついにツインズではなくツインになったわけで、僕の予想通り彼女が双子の片割れと判明。この辺りの、彼女がマイクくんに告げるところ、肉親なのか他人なのか解りにくくしてる演出がうまい。 こことのところ何話か立て続けに不満だらけだったけど、今日のは、なんか、良かった。はふ。


、『悪魔のミカタ』のラジオドラマ聞き忘れた。
忘れる以前にこんな朝早く起きられねえよって感じですが…。


 読了本『鏡の中は日曜日』(殊能将之/著)

読む順番間違えたっぽい。これの前に『樒/榁』を読むべきではなかった…。
この作品、読んでる最中、ずっと綾辻氏の「館シリーズ」が思い起こされたんだけど、参考文献にずらりと載っている綾辻氏の作品群を見て納得。 だいぶ意識して書かれたようだけれど、なんか曖昧な部分がいくつかあるんだよなぁ。結局どれが本当なんでしょう。動機とか書かれてあるとおりでいいのだろうかとか。

 雑記 : 3枚組み…、いつ終わるだろうか

の手のゲームのアニメ化が流行ってますな。 『君が望む永遠』見ました。
今流行りのお莫迦なエロコメディを想像してたんだけど、全然シリアス一直線。
ヒロインが天然記念物ほどに良い子でした。こんな子いたら国をあげて保護しないとなぁ(えー)。 それから、僕の気のせいじゃなかったらOPとEDが無かったような。


いかわらず見渡すかぎりヲタだらけだ。てことで、秋葉原へと行ってきますた。 そろそろやっとこうかと思い『月箱』を奪取してきて、ついでに『D→A』も予約しときました。 『月箱』買う時に年齢聞かれたけど、これってEROGEだったんだね。
それと、時々耳に挟んでたメイド喫茶。そこで働いてるらしい子達が道でビラ配ってた。うーん、見事に奇抜なファッション。直視できねぇ。

おまけに今気づいたけど、ウチのマシン『月姫』の動作環境を満たしてねえ(´Д`;)

 雑記 : はっぴー愛

ぎゃー、実写版「セーラームーン」見忘れた(;´Д⊂
伝聞によると、あのミニスカでくるくる回転したりと想像以上だったそうで。
見たかった…。


日は愛姉こと前田愛の誕生日っすよ。 20歳。成人しちゃったぜー。


>>毒飲料なら力水を押すんですが
>>あんな絶妙にまずいものを毒飲料とせずしてなんとするっヽ(`Д´)ノ
[Own Piece]
これは力水欲しさに隣町の自販機まで買いに行ったり、次の力水の名称応募キャンペーンに「激しく力水」というのを応募したけど落選して悔し涙を流したりした力水愛好家の僕に対する挑戦状と受け取ってよいのでしょうか?(ぉ


Mr.マリックのマジックのネタが解れば1000万とかいう番組を見た。
なんか全米No.1マジシャンというクリス・エンジェルなる人物が出てたけど、全米No.1はカッパーフィールドでは……。
製作側もそこらへん適当らしく、最後の方では世界No.1になってたし(笑)。
にしても、前もそうだったけど、1000万マジックがひどいですよね。視聴者を莫迦にしてるとしか思えん。予選を勝ち抜いて1000万マジックの回答権を得た4チームの出した回答がすべて違うとかで結局マジックの種明かししないでやんの。
4チームの回答と正解を発表してないから、いくらでも細工できますよねーこれ。


 読了本『サイコロジカル(下)』(西尾維新/著)

語らずに語る真実というのも粋なものです。裏表紙の沈黙はこれだったのか。
で、上巻からずっとうだうだ思考していた主人公も一応それなりの結論を出したというか、なんか最終回みたいな雰囲気が流れてたけど、とりあえずはこういう形に収まったぞという解釈でよろしいのかな。
とりあえず僕も沈黙しておきます。
……………………………………………………………………。

 雑記 : 3日分まとめて

の初めからサボってたので、ここ何日か分の日記をごちゃまぜに。


『ザ・ビーチ』を見た。
ディカプリ様が演じられておられた主人公リチャードが底抜けに最低に最悪の莫迦っぷり丸出しの人間で、見ててすげえ気分が悪くなった。 こいつ一人の為に罪もない人が何人死んだことやら。自分だけ助かりゃオーケーな精神なものだから、集落を丸ひとつ潰そうが、逃げるために人を殺そうが、ケロリとしていやがる。
この映画面白いのだろうか(かなり疑問)。


『おね*ツイ』の話なんだけど、なんか予想通りの展開で拍子抜けです。
随分引っ張ったミイナの過去だけど、なんか、うん、まあ、あれだね(どれだよ)。
もっと陰惨な過去を引きずってるのを期待してたんだけどなぁ。
たとえば、ミイナの才能を良しとしなかった女友達が知り会いの悪い男の子集団を使ってミイナタンを○△□しちゃって心身ともに傷を負わされてしまったーとかそういうの(ひでぇ)。

で、残すところ後3話。オフィシャルの次回のあらすじの欄に『物語の性質上、今回の話数に関しては事前にストーリーを告知することが困難です。オンエアーにてお楽しみ下さい』というのが気になる。 今度こそ期待してもいいのだろうか。

上波で『陰陽師』を見た。
素晴らしい。圧倒的に面白い!
…って、去年も同じこと書いてるし。
いやまあでもしかし、今回は昨日読んだ『式の密室』のためか、別の角度からこの作品を見ることが出来た。
冒頭の草を使って昆虫を殺めるシーンなんて涙なくしては語れますまい。


 読了本『黒い仏』(殊能将之/著)

殊能将之という作家がますます解らなくなった。毎回毎回趣向の違うものを書く。 この作品、なんというか救いがないほどにバカミスで、ある意味で究極なんですけれど、うーん、なんだかなぁって感じですか。
面白かったんだけど、それにしても「このミス」でかなり上位に名が挙げられていたのは少し理解しがたい。

 読了本『悪魔のミカタ 6 番外編・ストレイキャット ミーツガール』(うえお久光/著)

番外編の名のとおり、シリーズの登場人物の一人の小学校時代を舞台にした物語なわけで、もちろん出てくるキャラはほとんどが小学生の女の子。これは、その、なんと言うか、なかなか。
コメディタッチでぶっ飛んでいるんだけど、魔法ステッキの話はよく出来てるなぁ。なんかやけに論理的だし。こんな小学四年生がいたら恐いな(笑)。

 読了本『サイコロジカル(上)』(西尾維新/著)

いつにもまして文章が回りくどいというか、しつこいですね。まあ、この独特の文章というか、見事に日本語を壊しちゃってるのは読んでてなかなか新鮮ですが。
いや、壊している、というよりもっと秩序がある分解? というのか、この分解したものをまたガチャガチャとくっつけて不細工な人形を作ったというか、奇妙奇天烈。
物語のほうはといえば、終始主人公が自分の在り方をぐだぐだ思考するだけなので、今はノータッチで。