夜になると度々繋がらなくなるんですけど(´Д`;)
『ゴジラXメガギラス G消滅作戦』を見たんですが、観てるこっちが申し訳ないくらい詰まらなかったです。
というか酷すぎるよ…。ウルトラマンに出てきそうな戦闘機が出てくる辺り、脚本はなんか勘違いしちゃってるとしか思えんし。
東京が壊滅したために大阪に首都を移転したってところまではいいんですが、なんで大阪城の真横に国会議事堂が建ってるんすか。
それと、ゴジラが海上に現れたからって、泳いで近づいていってゴジラの背びれをよじ登るってのはどうなんでしょう。
絶対笑うとこだと思います。
特撮もね、面白い事に挑戦しようとしてるのは解るんです。ゴジラが気を奮い立たせるために顔をブルブル振ったりするところや、メガギラスの非常に生物的な描写など。
しかし、いかんせん金かけてねえだろって叫びたくなるくらい作りがお粗末。
バリバリ合成しました、って感じで背景とCGが浮いちゃってます。観てるこっちは引いちゃってます。
でもこれ、評論家の評価が高いんだよなぁ。解らん。
『ダブ(エ)ストン街道』(朝暮三文/著)読了です。
ダブエストンともダブストンとも云われている世界最後の謎の大陸を舞台に主人公が人探しをする物語。
その大陸には迷い人ばかりで、その地に住む人々はもちろん、王様や郵便配達員、動物(しかも言葉を話す)までもが彷徨いつづける、とまあファンタジー色の濃い内容。
登場人物たちのコミカルなやり取りを通して、迷いつづけることとは? 人生とは? そういうことを読了後にちょっとだけ考えちゃう作品。
いかにうまくオチを付けるかっていう作品が多い中、これは純粋に過程を楽しむ本のようです。
ワクワクドキドキ。非常に楽しめました。
『工学部・水柿助教授の日常』(森博嗣/著)も読了。
名前は違うけど、明らかに森助教授とささきすばる氏の日常を綴った物語ですこれ。
森氏が助手のころの実験を失敗したエピソードや、共通一次試験での採点、カンニングのエピソード、妻のすばる氏との出会いなんていう非常に個人的なもんが書かれてます。
本人は作中何度も、これは小説だ、と言ってますがどうなんでしょうね…。
文章も非常に好き勝手書いてくれてて、遊び心たっぷりというか、読む人によっては非常に腹が立つんじゃないかなぁ。
おそらくこの本は、森博嗣という作家(作品ではない)が好きな人を対象としているんでしょうねきっと。