【05/31/14:06 updates】
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ジェットエンジンの模型を運転した。
まずは圧縮機に空気を送り込み、圧縮した空気へ燃料を噴射させてぽぽっと燃焼。んで、轟音と共に噴出される燃焼ガスでタービンをグルグル回したまではよかったんだけど、なんか知らんがそのガスに引火(ぉ
噴射口から空気じゃなくて炎がボーボー。
そしてあたかも火炎放射器のように火を撒き散らし、院生の人があわててエンジンをストップさせるも、既にあたり一面は焼け野原となってしまった(後半嘘)。
そんな金曜日。
土曜日。
引越しの手伝いをした。図ったかのように台風直撃。
ねー、天気予報ぐらい見ようよー。
雨の降る中、何が悲しくてコタツを運ばにゃならんのだ(;´Д⊂
■「シックス・ボルト」(神野オキナ/著)読了。
異星人に細かく決められたルールの戦争を強いられた少年少女の物語。
一言で言えばこれだけのことなんだけれど、ツッコミどころ満載だなぁこれ。
この表紙も勇気あるけど、作中で出てくるクローン技術が、血液だけで年齢から記憶までオリジナルと何ら変わらないものを作ることが出来るなんてねぇ。クローンじゃなくてコピーロボットだよそれ(笑)。
それで、戦争の残酷さや空しさ、それでも少年たちが戦う様を美しく書いてあるんだけど、でも、いろんなもの詰めすぎて消化不良になっている気がする。
だもんで、作中の「聖痕者」という存在が、このつまった状態を一気に終わらせるためだけの存在に見えてしまった。
■「『瑠璃城』殺人事件」(北山猛邦/著)読了。
様様な事が同時に起こるし、提示されてる謎があいまいだし、何を考えればいいのかよくわからなかったり。
首無し死体の消失? それとも、運命の連鎖を断ち切ること?
輪廻転生や呪われた短剣、最果ての図書館なんてという幻想的な要素が盛りだくさんなんで、
なんか途中から、なんでもありなんじゃない? という精神で読んでたもんだから謎解きのところも「へぇ」というよりも「やっぱりなんでもありなんか」という気持ちが強かったです。
■「クリスマス・テロル」(佐藤友哉/著)読了。
密室本。
とにかく何がなんだかよくわからなかった。トリックが凄すぎて僕のキャパシティを軽く超えちゃってます。ミステリで捉えると最悪だなこれ。怒り狂う事必死な人続出の予感。
おそらく、「冬子=佐藤氏」なのかな。お互いありふれた名字だし。そう考えると、「岬=読者」、「指輪=読者が払った金」が対応してるんじゃないかなぁ。
そうやって読むと、終章という名のあとがきで書かれていることと、本作品を通して書かれている(意味不明な展開の)こととも合致する、ようなそうでもないような。
それと、カバーに書いてある『犯人は読者です(本当)。』っての、読者が佐藤氏をここまで追い込んだってことなの?(笑