【21:22 updates】
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祝日なのに休日。去年では考えられなかったことです。なんだか非常に得した気分で、ゆっくりとレポート書き書き。でも、終わりそうにありません。
それから、久々にお昼のワイドショーを見て思ったことは、またタマちゃんネタか…。恐ろしいほど需要がありますねこのアザラシ。
今度は白装束の集団がなんたらかんたら。可哀相になことにこの集団、タマちゃんに接触しようと試みたばかりに、悪者にされてしまったらしい(こういう集団はそこらへんにゴロゴロいます)。
よってたかってメディアというメディアはこの集団の暗黒面だけを根掘り葉掘り見つけ出し、指摘し、批難する。その批難はほとんどの場合、事実を歪められたものだ(つまりは誇張されている)。
今さらこんな所に書くことでもないのだけれど、
そして報道側はこの歪められた情報を元に、アナウンサーやその手の専門家に見当ハズレな見解を言わせる。というよりも、行ってる側もそのことに気づいている。
受け手側の消費者もそのことは百も承知(…のはず)で、しかも、わざわざオーバーなリアクションを取ってくれたりもする。
とすると、ここに奇妙な連携が生まれている事になる。情報が歪められていることに気づきながらもそれを流す報道側と、それを知らない振りしてリアクションを取る消費者側。
それは例えるなら、観客のいない演劇のようなものだと思う。はたから見れば滑稽だし、なぜそんなことをしているのかも定かではない。
一種のパフォーマンスで、僕のように上手く社会に順応できない人たちに見せるために演じているのかもしれない(だとしたら光栄だ)。
話がそれた。えーと、何の話をしているんだっけ。あ、そうそう、なんでメディアってのはマイナスイメージのものを寄ってたかって伝えるのかってこと(そんな話だったか?)。
少し前の話になるけど、一時期、10代の犯罪がどうたらこうたら騒がれていた時があって、こぞってテレビではコメンテーターが、少年犯罪が増えてきましたねえ、などと言っていた。
当時、この種の発言にはショックを受けた覚えがある。少年犯罪というものは年々減少してきていたからだ。ただたんに表立って来ただけで、数は増えてはいない。
テレビというものは、真実を伝えない媒体だとは認識していたけれど、まさか全くのデタラメを流すとは、とこの国の将来を冗談半分に心配しつつ、前田亜季を追っかけていた。
新しい法案が出てくると、その反対意見しかテレビでは流さない。特に国民に負担のかかる税金関係だとなおさら。
真実はいつも、偽りの中に埋れて見えなくなっている。
これから先、ネットが普及すれば、その傾向はさらに顕著になるんだろうなぁ(最後まで話がそれた)。